「砂の器」の末路ー日本のテレビ界の終焉ー

 「ハンセン氏病ということば抜きでなら」
 最近の『砂の器』リメイクverを放送するにあたり、松本家側からそんな提示が在ったようだ。
 あろうことか、テレビ局サイドも
 「ではでは、ダム建設?の賛成派と反対派の抗争のの結果の殺人ということで」
 となり、社会の『線引きの意味』や『社会から業病とされた経緯』ついて考えさせられるどころか、あまりに浅く、矮小化された、『砂の器』になってしまっていて、私なら、「遺伝子の因子の問題等」、リメイクするにしても根幹は同じであってほしかった。
 英国のテレビ局に倣っての現代版『シャーロック1・2・3』のように何故根っこを変えずに現代版に焼き直せないのか。
 日本の名作をも浅く広くしてしまうテレビ界に呆れ気味である。